BRM618近畿600km米原 夜伊那:まとめと課題:明らかに今まで一番きついブルべだったが胃は壊れなかった不思議

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BRM618近畿600km米原、今までで一番つらいブルべでこれは完走できないかもと途中で自信がなくなるほどでしたが、38時間35分で完走しました。無事に帰ってこれて何よりでした。そのまとめと課題です。

走行記はこちら。

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下りが遅い。特に夜間の下りが遅い。

今回思ったのが本格的な山岳ブルべで下りで時速50kmくらい簡単に出てしまうような道でのスピードが遅く、タイムを稼げる区間で損しているということ。ある程度は走行技術の問題かとは思うのですが、機材の問題もあるのかもと感じてます。基本的にあまり良い機材を使っていないのでコーナーリング時などでの不安がありあまりスピードが出せず。もしかしたら調整不足かもしれませんが例えば未だにリムブレーキなので下りの制動性にも不安あり。また今回は下りでスピードが出ると機体がぶれるいわゆるシミー現象のような感じも出た。

日ごろのライドでは今回のような長距離の急な下りはあまり体験できないないので気が付かなかったが、ホイールも手組だし何か機材的な原因もあるのかもと思いました。ちょっと次回のブルべ(まだ未定)までに原因を探って対策を施していきたいところ。

夜間の下りについては、街中でハブダイナモライト1つで十分なのだが、夜の照明無しの峠下りでは光量が足りずオーライトの1500の併用で対応しても、若干光量不足というか照らしたいところに光が届いていない感じがあるので、どうも両方のライトのセッティングをもう少し工夫する必要があるかと思う。どちらかのライトでもう少し遠方を照射するようにして手前側と遠方の役割分担をはっきりさせて運用するなどの工夫が必要か。

あと、眼鏡持ちなので現在愛用しているルディプロジェクトの度付き眼鏡のほうの度があっていなくなっているのも原因かも。決して幻覚ではないと思いますが何回か遠くの警告灯などを前を走っている参加者と見間違えたことが今回多々ありましたし。

掌がいたくなった:ブルべ用のグローブの必要性を感じた

前回の400までのブルべではいわゆるブルべ用のグローブを装着せずに普通のグローブに化粧パフ(いわゆるチコリンパフ)を入れてクッションにして何も問題なかった。掌は痛くならず快調で600も大丈夫と思ったが駄目だった。

今回のコースはアップダウンが厳しくてハンドルを握り続ける時間か多かったのも原因かと思いますが、最後になると掌が痛くてハンドルの持ち方を限定せざるをえない状態になってしまった。

次回はブルべ用のグローブを調達するか少なくとも化粧パフを2枚づつは入れていこうと考えているところ。

コマ図表示機は内蔵充電池で36時間稼働した

今回も持って行ったM5StackToughで自作したコマ図表示機。内蔵した充電池で約36時間稼働しました。その後はモバイルバッテリーで充電しながら使用。

電源が落ちる際の電圧も分かったのでうまくプログラムを作れば例えば現在の充電状態を電池マークなどで表すこともできると思う。

今回、コマ図表示機に興味を示す方が居て、他の参加者の方やゴール後のスタッフなどにここぞとばかり積極的にアピールできたのは良かった。

胃が壊れなかった不思議

前回の400では盛大に胃が壊れた。胃が壊れてしまって胃が気持ち悪くて胸やけがする状態になってしまった。ブルベのような長時間運動を続けなければならない場合、胃が壊れると補給ができなくなり補給ができなくなるとエネルギーおよび気力がなくなり非常につらい状況に陥ってしまう。400では後半になるにつれて気持ち悪さと胸やけがひどくなり、とてもつらかった。

今回の600でも胃の調子については警戒していたのだが結果的に最後まで胃が壊れることはなく、終始結構な量を食べ続けることができた。何故前回の400では盛大に胃が壊れて今回の600ではそれが起きなかったか、今回いくつかの対策を施したのだが、明確にこれが良かったと特定するのは、本人にもよくわかっておらず難しいので、思いつくことを箇条書きにしてみる。

  • 補給のたびに飲むヨーグルトを摂取した

今回は意識的に補給のために胃に優しいと思われる飲むヨーグルト系を取得してみた。飲み続けるのはくどいかなとも思ったのだが、意外に最後まで飽きずに摂取できた。

  • 50kmを目安にアミノ系のサプリと塩分補給用の飴を摂取した

私のペースなのだが50kmを目安にトイレ休憩を取るようにしている。今回はその際にアミノ系のサプリと塩分補給用の塩飴を摂取することにした。特に塩飴は良かったのではと思う。アミノ系のサプリはこの前イオンモールに行ったときに買ってきたのだが安さに負けてトップバリュブランドのものを購入して持参した。ただ申し訳ないのだが、トップバリュブランドのアミノサプリ、最初の2~3回は良かったのだがそれ以後は何というか薬っぽさが鼻につくというか、あまりおいしく摂取することができなかった。それでも飲み続けたのが実は胃に良かったのかもしれない。

  • 塩分を補給できるような補給食を選んだ

普段の食生活では寄る年波には勝てずなるべく塩分控えめな節制生活をしているのだが、PCなどで補給する際に意識的に塩分が多そうなものを選んで摂取してみた。例えばPC1で主催者側が用意してくれた魚肉ソーセージや、PC2では普段の食生活では全く食べなくなっているカップラーメンなどを食べた。汗で失われる塩分を補給するため。

  • 前日から塩分多めの食事を摂取した

前日の金曜日は普段はめったに食べない冷凍食品のチャーハンを食べてみた。昼と夕飯で全部食べて、それにプラスして米原に前泊で移動してホテルに到着してから来来亭のラーメンのがっつりBセットを食べてみた。普段の節制生活からは考えられない塩分摂取量だと思う。とくに冷凍チャーハンは何でこんなにしょっぱいのか?と思いつつも食べた。

  • ブルべの3週間前から週末ライドで胃を鍛えると称して大盛ライドを行った 

これまた寄る年波には勝てず日ごろ低カロリーな食事を心がけているため、ブルべ時に大量摂取した食べ物を消化する能力が劣っているのではと考え、今回のブルべの3週間前から週末に大盛ライドを行ってみた。 具体的には朝家を出て30キロ先の松屋で牛丼大盛をたべて琵琶湖を一周(琵琶湖大橋利用)して合計160km走ってお気に入りの定食屋でお昼を食べて帰宅する、ということを3週間繰り返してみた。定食屋はこんな感じで結構大盛。

ここはお気に入り。 最初のころは夜寝るときに何となく胸焼けがするような感じがあったが、2、3回繰り返してみるとそのような感じはなくなった気がする。これで胃が強くなっているのかどうかは正直不明。ただ日ごろの節制生活からの逃避になって良い気分転換になったことは確か。

思いつくことをつらつらと箇条書きにしてみたが、果たしてこの中に正解があるのかも不明だしこれ以外に正解があるのかもしれない。正直言ってよくわからず。

また胃が壊れた時の対策として今回パンシロンを持っていきましたが、服用したのは1回だけ。それも駒ケ根の駅で仮眠する前に飲んでみただけ。この時も特段胃の調子が悪いという感じは無かったのですが、せっかく持ってきたので寝る前に飲んでおこうか適な感じで服用しただけ。まあそのおかげで2日目の胃の調子も良かったのかもしれませんが。

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でも前回の400のように胃が盛大に壊れたとしたら、今回の厳しいコースでは完走できなかったと思います。その意味では一応成功体験ができて良かったです。次回も上記のような対策をしてみることになるでしょう。胃の強さはブルベでは重要ですので。

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