BRM618近畿600km米原 夜伊那:1日目:今まででも最高クラスにきつかった

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BRM618近畿600km米原、38時間35分で完走しました。コース的にとてもきつくて途中でもはやこれはだめかもしれないと思いましたが、何とか完走できて良かったです。まずは1日目。

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米原で前泊

今回は米原で前泊。ホテルに荷物を置いて夕飯で来来亭のがっつりB定食を食べてから朝飯を買いにフレンドマートへ。米原のフレンドマートは21時閉店らしく、既に20時過ぎに行ったのであまり選択肢は残っておらず。

フレンドマートを出るときに「こんばんは」と声をかけらえて「どなたでしたっけ?」と聞き返したり。米原駅周辺には参加者の方が多く泊まっていたのでそのお一人でした。

当日は3時に起床。買っておいた朝食を食べます。なるべくたくさん食べておいて途中の補給を少なくしようという魂胆です。がつがつ食べました。

チェックアウトしてスタート地点へ

4時頃にチェックアウト。ホテルの外で自転車を組み立て。組み立てた後にボトルに水を入れて空のペットボトルはホテルの方に引き取ってもらいました、助かりました。

線路をくぐって東口の集合場所へ。車検を済ませてスタートです。スタートは後ろの方。

スタート~PC1:道の駅南飛騨小阪はなももまで

スタート直後は気温も涼しく車も少ないのでかなりのスピードで進みます。あまりにも快調にすすむので途中で黒のMacchi乗りさんと「速過ぎますね」などとお話ししつつ先を急ぎます。黒のMacchiさんとはこの後もPC2までちょくちょくお会いすることに。

岐阜市内を抜けてセブン-イレブン 関市小屋名店で休憩。時間は7時30分頃。

その後は関市内を抜けて県道58号線へ。PC1までの最後の補給地ファミリーマート 武儀下之保店はパスして登っていきます。登るにつれて次第に車も減ってきてよい感じの道になっていきます。

馬瀬川第二ダムに差し掛かるころになると傾斜も次第にきつくなってきて岩屋ダムのトイレで小休止。そしてその後の道の駅 馬瀬 美輝の里で休憩です。

そろそろ空腹を感じてきたのでリンゴとよもぎのパンを購入。時間は11時頃。出発して6時間ですのでグロスで20km/hを越えてて結構よい感じでここまで来れています。そろそろお昼なのでこの後の補給をどうしようかなと考えていましたが、ブリーフィングで有人PCの道の駅南飛騨小阪はなももでパンなどの補給を用意してくれているとの話があったのでそれをあてにしてあと30kmほど進むことに。

まずは新日和田トンネルまで登って下呂方面に下って行って南飛騨やすらぎ街道を登っていきます。この道は昔に中部ブルべに参加していた時に時々通ったみちで懐かしい限り。平行する41号線に比べて車が少なくて良い道ですよね。

飛騨小阪で右折してはなもも街道に入ってしばらく走ってPC1の道の駅南飛騨小阪はなももに到着。ブリーフィングでも話があったように主催者の方でパンや水・スポーツ飲料などを大量に準備してくれてて感謝。これほど充実した補給を用意していくれているブルべは初めてで感激しましたね。まずはカロリー補給でパンをもらって塩分補給に魚肉ソーセージもいただきます。そして水分を補給してトイレに行って出発。確か出発時間は13時前くらい。

PC1~PC2:ローソン 岡谷川岸店まで

ここから本格的な登りの始まり。最初のピークまで約15km登りました。ここの登りは非常にキツくて大変。はなもも街道で満タンにしたかなり大型のボトルが1/3くらいに減ってしまったほど。ピーク直前に湧水があって、私の後ろで走っていた方から歓声が上がってましたので、皆さんこの区間での水分補給には苦労したはず。ブルべ走っていて初めて2ボトル化を考えました。

ただここは最初のピークに過ぎず。まさにまだまだ序の口でした。その後は尾根筋をしばらく走行。

最初の展望台の溶岩流展望台で1枚。とても雄大な景色でしたが既に疲労困憊。

展望台がある尾根筋を過ぎると再び上り。こちらの登りはさらにキツイ。苦労しながら20kmほど登ってようやく県境の濁河峠に到着。到着時間は16時頃でした。

これでようやく登りは終わりかと思ったらそれから5kmほど再び登り。一般的に県境は峠にあるのではと思いますがそのような常識は通じず。もはや本当に疲れ切っているのですがしょうがなし。とにかく登ります。そしてようやく登り切って下りへ。

下り途中の飛騨御嶽尚子ボルダーロード前で一枚。

そういえば下りの途中でサポートカー付きの女子選手が1名必死に走りながら登ってきてるのとすれ違いました。思わず「がんばれ!」と声をかけてしまったのですが、頑張らないといけいないのはこちらも同じ。

その後もあまり好きではない下りをこなしてようやく19号線に到着。昔の中部ブルべで19号線は走ったことがあるのですが、車が多くてあまり走りたくない道です。今回のQシートにも19号線は歩道走行推奨と書いてあるので素直に忠告にはしたがって歩道を走行。そして旧中山道へ左折し再び19号線に復帰して右折したところのセブンで休憩です。到着時間は19時頃。

セブンでの休憩の後は権平トンネルへ登ります。権平トンネルも通るのも久しぶり。手前のループはそれほどでもないのですが、ループの後のトンネルまでがキツイ登り。トンネルでは下り基調でスピードがでるとトンネル内の路面に溝(グレーピング)があってタイヤを取られそうになって焦りました。未だに23Cのタイヤを使っている私だけかもしれませんが、正直言って路面の溝は自転車には危ないだけなのでは。

権平トンネルを終えて伊那の町に入る前に左折。そこからは基本的に下り基調で街中を避けつつ諏訪湖へ向かいます。PC2にたどり着く前にeTrex30の電池が切れてしまったのですが一本道だとわかっていたので大丈夫だろうとそのまま走行。運よく前に走行してる方がいたので付いて行くことに。しかし中央線をまたいだところでその方が停車。どうやらミスコースをしたとのこと。こちらはGPSが切れているので確かめようがなく、とりあえず停車し携帯を取り出してGoogleMapで位置確認。お互いにこのままのコースで進めばよいと納得して再出発しました。

そしてPC2ローソン 岡谷川岸店に到着。到着時間は21時30分頃。ここではカップラーメンとおにぎりで夕食です。このコンビニ結構居心地が良くて途中までご一緒したかたはここで寝ていくとのこと。また聞き漏れてくる話を聞いていると諏訪湖の先の茅野でホテルを取ってる方も多そう。それととにかくこの時間に杖突峠を登りたくないとの話も聞こえてきます。でもここまで相当時間がかかっているので、明日のことを考えるともう少し進みたいところ。とにかく行けるとこまで行くことにして再出発です。

PC2~諏訪大社前宮フォトチェック~駒ケ根まで

諏訪湖沿いを走ってまずはフォトチェックの諏訪大社前宮へ向かいます。道はほぼ平坦で快調に進んでフォトチェックに到着した時間は22時40分頃。

その後は意を決して杖突峠へ突入。杖突峠は約10キロの登り。途中レースをしてるのかと思うような車と何回かすれ違いながら約1時間かかってようやくピーク。そして下り。下りでは気温が13度で寒くて寒くて途中でレインジャケットを着こみます。レインジャケットを着ると風が遮られるので次第に体が温まり、そうするとしだいに眠気が発生してきてどうしようもなくなって途中のセブンイレブン高遠小原店で休憩。温かいコーヒーを摂取。

小休止して出発するときクリートキャッチに失敗して転倒。かっこ悪いですが速度ゼロでの転倒だったので自転車も体もダメージ少なくて助かりました。気を取り直して再び下りへ。

天竜川を渡ってようやく街中に復帰。そのまま走行して駒ケ根の町に入ったのは日付が変わって日曜日の1時30分頃。駒ケ根の町で約350km。もう少し進みたい気持ちはあるのですが、そろそろ限界が近づいてきましたのでまずは駒ケ根のすき屋に入ってえエネルギー補給。食べ終わって出るときにすき屋の店員の方に「皆さんそこのホテル(おそらくすき屋近くのルートインなど)に泊まってるのですか?」と聞かれました。駒ケ根で泊まって寝る前にすき屋でエネルギー補給している方は多かった様子。私はホテルを取っていないのでこの周辺で野宿しようと思うのですがどこか良いとこ無いですか?と聞いてみると、仮眠するなら24時間開いている駒ヶ根駅か西友が良いとのアドバイスをもらいました。

そこでまずは駒ケ根駅に行ってみるとちょうど構内の木のベンチが空いてたのでここで仮眠することに。なかなか良い仮眠場所でした。

防寒&防虫対策としてレインウエアを羽織ってフードを閉めて1時間半後の3時に携帯のアラームをセットしてモバイルバッテリーで充電して、こういう野宿は久々だから寝れるかな~と考えていたらあっと言う間に寝落ち。次の瞬間には3時のアラームで飛び起きました。まさに一瞬の出来事でした。

(2日目に続く)

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