BRM514近江八幡400しがいち、22時間46分で完走しました。完走しましたが前半の雨、福井に入っての雨+風、天候回復してからの暑さ、三重県での再びの強風(横風)、夜の信楽の安定の寒さ、また後半で胃がやられて大変な思いをしながらようやく帰り着いた感じになりました。
まずは自転車ログ
雨を止むのを待って自走でスタート地点へ向かう
天気予報で予想されていたことですが起きたときは雨。それもかなり強めの雨が降っていました。いつもならスタート前のエネルギー補給のための牛丼を食べる時間を見越して少し早めに出発するのですが、雨ならしょうがなし。スタート前の牛丼はあきらめて雨が止むのを待ってから自走開始。格好は完全な雨装備。レインジャケットと短パン型のレインパンツにヘルメットにはシャワーキャップ。ひざ下は何も雨装備が無いですが濡れても糞我慢することにしています。そしていつものように旧中山道など通りつつ近江八幡に着いたのは5時30分頃でした。幸いにはここまでは雨は無し。
ブリーフィング中に大雨が
車検をしてブリーフィングを始めると突然の大雨に。あたふたと木の下で雨宿りしながらブリーフィングを受けます。ブリーフィングでは途中のトンネルの注意。歩道走行の推奨個所など。大雨が降り続く中順次スタート。名前を呼ばれてブルべカードを受け取ります。主催のMizuroさんがブルべカードをビニールに入れて用意してくれていました。感謝。Mizuroさんと「雨あがりますよね」などと話しつつスタートです。
まずは琵琶湖を目指します。湖岸に出たらそのまま琵琶湖を逆回り。最近湖岸道路を走っていなかったので、琵琶湖一周の唯一と言っていい登りの頭山は近江八幡手前にあったのだなとか再確認しつつ琵琶湖大橋に。琵琶湖大橋は南側を走行。他の参加者の方々は北側を走行。そういえばブリーフィングで北側の方が広いので琵琶湖大橋は北側歩道を走行推奨と言っていたのを思い出しました。人の話をよく聞いていなくてすみません。
琵琶湖大橋を渡って雨装備を解除
そのうちに予定通りに雨が上がってきたので、ローソン大津伊香立点で停車。これから花折峠の登りなので雨装備をすべて脱いで収納。また自作ライトステーがまたまた壊れてきたので取り付けていたORIGHTのRN1500を取り外してハンドルバーに直接取り付けるように変更。自作ライトステーは200で壊れて修理して300では大丈夫だったのですが甘かったようです。もう一度直さないと。
ここで皆さん同じように雨装備を解除していくようで、ご近所の滋賀県民の2人組の方ともご一緒になりました。この方たちとはこの後抜きつ抜かれつほぼ同じペースで各PCでいつもお会いすることに。走行中いつも楽しそうにされていて良いコンビでうらやましい限りでした。
身軽になって花折峠を登っていきます。花折峠は前回の近江八幡300でも登ったところで、その時は久々に登ったのが原因か、既にその時は非常に消耗していたのかわかりませんが、とてもつらかった感じが残っています。今回はスタートして間もないからかそれほどきつくなくて何より。しかしトンネルを終えたあたりからまた雨が降ってきました。この時は霧雨のような感じの雨だったのでレインジャケットを着ることなく下っていくことに。そのまま下って朽木谷へ。朽木のコンビニはスルーして福井側に向かいます。
福井側に下ると強風+雨が酷くなる
熊川宿を抜けて福側にくだるとものすごい強風。下りでスピードが出ると自転車が倒れそうなくらいで怖い感じがあるくらいの強風。下りでせっかくのボーナス区間なのですがあまりスピード出せず。たまらずローソン若狭脇袋店で休憩です。ここでは近江八幡300でスタート前の吉野家でお会いしたかたに再会。雨はまだそれほど強くなかったのでレインジャケットは着ずに再出発。しかし再出発してしばらくすると雨+風がとても強くなってたまらず停車。レインジャケットを再び着て出発。そこから海に出るまでが強風+雨でとてもつらかった。
海に出ると雨が止んで今回のルートの唯一のフォトコントロールの福井海浜自然センター前で写真撮影およびレインジャケットを脱ぎます。雨も上がって風も方角的に追い風気味になってきたので快調に進んで敦賀の町へ。敦賀の町を抜けてどこかで補給したいと考えていたところちょうどコンビニがあって停車。少々補給して再出発です。
滋賀県側に下ると快晴で結構暑い
福井と滋賀の峠を越えて下っていくと次第に日が出てくるようになりました。ちょうどお昼くらいだったので、セブンイレブン木之本インター店で休憩。これから岐阜県側への登りなので少し多めに補給して再出発。
木之本の町に入って、つるやパンには寄らずに岐阜県側に登ります。このころには天気は快晴に。日が照ってくると非常に暑い感じ。その中を登っていきます。滋賀県側はのんびりとした良い感じで淡々と登っていけました。岐阜県に入るとトンネルが多くてそのトンネルの中央には溝付きで立体的な反射板が貼ってあるトンネルが多く、時には後続の車がその反射板を嫌って自転車を抜けず互いにストレスがたまる時もあり気を使いながら下っていきます。そして道の駅 星のふる里ふじはしで停車。トイレと前半の雨でチェーンが油切れしていたので注油して出発。ブリーフィングでも言われたように久瀬トンネルは歩道走行。所々にグレーチングがあり微妙な隙間があいているのを避けながら進みます。そしてようやくPC1ファミリーマート揖斐川市場店に到着です。
PC1から梅谷片山トンネルを抜けると強風(横風)
PC1からしばらくちょっとした登りの練習コースみたいな眼下に街並みが広がる道のアップダウンがありました。景色は良かったですが疲れ気味の体にはつらい。そして梅谷片山トンネルを抜けると強烈な横風。道的には下っているように思うのですが、調子に乗ってスピード出すとひっくり返りそうな感じ。それも時々極端に強くなったり弱くなったりする状態で気が抜けません。そのような状態が多度神社方向に曲がるまで続きました。ここの区間もきつかった。
で多度神社を抜けると結構な登り。もはや足が残っていません。ふらふらしながらこんなところにコンビニがあるのかと思うようなところにPC2のセブンイレブンいなべ平古店が現れました。
PC2からは追い風基調だが、胃の調子がわるくなりはじめる
PC2セブンイレブンいなべ平古店ではちょうど夕飯頃だったので多めに補給。また気温が下がってきたので再びレインジャケットと短パン形状のレインパンツを着て防寒装備にします。この時点で結構寒かった。日没にもなってここからは本格的な夜間走行になりました。
またこのころから胃の調子が悪くなってきました。気持ち悪さ+胸焼けの状態。結構つらい。ただこのコースはちょうどここら辺からちょうど追い風基調だったので助かりました。ミルクロードのアップダウンを何とかこなして国道306号へ。そしてフラワーロードに入るところにあるセブンイレブン亀山川崎町店で休憩。どうも胃の調子がわるいので、ここでは水とオレンジジュースだけの補給。オレンジジュース系を飲むと胃のむかつきがちょっと良くなるんです。何故だかはよくわからないのですが。
再出発してフラワーロードを抜けて東海道の関宿へ。夜の関宿を通っていると前を走っていた方が「フォトスポットが!」と言いながら戻っていきました。あれは何だったのか考えているうちに関宿を抜けてそこからは加太越えです。
加太越えは久しぶりです。昔は砂利道区間があったのですが今はどうなってるのだろうと進んでいきます。想像していたよりも道が良くなっていて驚きました。でも周りは真っ暗で周囲には獣の感じがあります。イノシシやシカにアタックされたらこまるので、ハブダイナモライト+ORIGHTのRN1500両方点灯して進みます。
加太越えをこなして25号にでると下り基調でなにより。胃の不調に苦しみながらも先ほど飲んだオレンジジュースが効いているのか、次第に胃の調子もよくなってPC3セブンイレブン伊賀平野東町店に到着しました。
PC3からは寒さと胃の調子に苦しみながら前へ進む
PC3のセブンイレブン伊賀上野平野東町店では何を購入しようか迷います。何しろ胃の調子が悪くて食欲ありません。でも何も食べない状態が続くと不安になるのがブルべではよくある話。しょうがないのでエネルギー系のゼリーを購入して飲むことに。
再出発してまずは信楽に登っていきます。登りのループ僑は新しく出た道で初めて通ります。1台レースをしているかのような車がループ僑の後のトンネルを往復して走っていてビビリますがトンネル内はあったかい。
トンネルをでると信楽です。ようやく見慣れた道に戻ってきて一安心ですが、先ほど飲んだエネルギー補給系のゼリーが悪かったのか胃の調子が再び悪化。それにプラスして信楽の寒さにやられます。普段なら桜峠はなんてことないのですが、ほうほうの体で登って信楽側にくだりますがたまらず中野のセブンで再休憩。ここでもオレンジジュース系などを摂取。自転車がら降りてみるとふらふらな状態なのがわかります。
中野のセブンを出発して寒さと胃の調子の悪化に耐えながらようやく大津の町へ到着。ここで仮眠も考えていましたが眠気はまだ大丈夫。大津まで来れば少しはあったかくなると思っていたのですが思いのほか寒く、もしかしたら胃の調子がわるくカロリーを取れていない状態だからかとも考えつつふらふらしながら通過チェックのファミリーマートおごと温泉店に到着しました。
通過チェック:ファミリーマートおごと温泉店からゴールまでは眠気に苦しむ
おごと温泉店では胃の調子は悪くもうだめ。何とか胃に優しいものと考えて豆乳を飲んで出発。出発しても調子が悪くて琵琶湖大橋も登るのも大変です。しょうがないので琵琶湖大橋を下ったところのファミマで再度休憩を入れます。胃の調子が悪いのですが何も食べないのもよくないだろうと小さいサイズのカップ麺を摂取。摂取しながら外のベンチで座って少々休憩して再出発。
出発して少し走っていると、おごと温泉のファミマで摂取した豆乳がよかったのかそれとも先ほど摂取したカップ麺がよかったのか胃のむかつきが収まってきました。それはとてもよかったのですがその代わりに眠気がビーク。時間帯的にもちょうど日の出前の一番眠い時間帯。琵琶湖の湖岸道路の自転車走行帯をしめす青いマークが定期的にライトに照らされて視界に入ってくるあの単調さにやられてしまいもはやだめ。これは車道を走行してたら危ないと考えて歩道走行に切り替えます。歩道を走行しながら良い木のベンチがあったら仮眠しようと湖岸の方をちらちら見ながら走ります。歩道走行で車に対しては安全になりましたが、歩道に所々出てくる車止めを避けながら走らなくてはならなくなったので結構気を使います。そんなことをしているうち夜明け。
人間不思議なもので日が出てくると元気になるもので、ようやく眠気も収まってきました。そして湖岸道路を右折してゴール。
ゴール地点ではボールペンを購入してブルべカードに今までの通過時間を記入して受付へ。
受付ではスタッフの方々とちょっとお話して帰路へ。
最初の雨、その後の雨+強風、快晴、横風、寒さ+胃の調子の悪化、眠気との闘いと盛りだくさんなブルべでした。結構きつかったですがまさにこれが400キロブルべという体験ができたブルべでした。
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