BRM618近畿600km米原 夜伊那:2日目:相変わらずきついコース&平坦区間の最後の100キロは向かい風

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BRM618近畿600km米原、コース的にとてもきつくて1日目は駒ケ根までたどり着くのがやっと。駒ヶ根駅で1時間30分睡眠を取って再出発。しかしその後も相変わらずきついコースで平坦区間に入ったと思ったら向かい風でやっぱり途中でもはやこれはだめかもしれないと思いましたが、何とか完走できて良かったです。以下2日目の走行記です。

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駒ケ根駅~通過チェックローソン阿智駒場店まで

日曜日の1時30分頃に駒ケ根駅にたどり着きそこで仮眠。うとうとしたと思ったらあっと言う間に携帯のアラームで起床。1時間30分の睡眠を得ることができて頭もすっきりしました。

駅の外にきれいなトイレがあったので仮眠の後につきものの自身の軽量化。すると駅の外で仮眠していたお二人の参加者の方も起きてきて出発準備。そのうちのお1人が話しかけてくれてしばらくお話。話を聞いていると権平トンネルまではグロスで25kmで来たけどそれからおそらく廃止されると思われる旧道に寄って30km走って終電ちょっと前に駒ケ根駅に到着して仮眠していたとのことで、話を聞いているとなんだかすごいことを言っていると思ってよくよく見たら三船さん御一行でした。話しかけていただけるとは恐縮至極。しかしこのコースにプラスして旧道を走ってくるとはすごすぎ。お礼を言って先に出発です。

駒ケ根は約350km地点。今日の21時までにあと250km走らないとゴールまでたどり着けません。まずは約50km先の通過チェックのローソン阿智駒場店が目標。次第に白んでくる街中を進みます。まだ時間も早く車も少なく基本的には下り基調なので快調に進みます。通過チェックのローソンが近づくと雲の中に入ったような霧雨状態に。今回ここまで雨は無かったのですがもしかするとこれから上る馬籠宿の方は山の上の方なので雨が降っているかもと不安になりますが、レインジャケットを着るほどでもないのでそのまま走行。そして通過チェックのローソン阿智駒場店に到着。到着時間は6時頃。

通過チェックローソン阿智駒場店~フォトチェック馬籠宿まで

通過チェックのローソン阿智駒場店では朝食。なるべくたくさん食べておきたいので、から揚げ弁当などを選んでいると、店長さんが「車止めの所にモバイルバッテリーを忘れていった人がいるんだけど」とのこと。どうしようかと考えたのですが、取りあえず主催者さんに連絡してもらおうとブルべカードに書いてある電話番号をお教えして電話してもらうことに。そして外でから揚げ弁当を食べていたところ店長が私に電話を替わってほしいとのこと。食べながら何となく察してはいたのですが、主催者の菅野さんにその忘れ物を持って帰ってきてほしいと頼まれました。まあそうなりますよね。ただ結構大きめの(少なくとも私のよりは重たい)モバイルバッテリーでまさしく煮ても焼いても食えないものをゴールまで運ぶのは、既にこちらも体力的にも気持ち的にもギリギリなのでできれば避けたかったのが本音。結構消耗してましたからね。でもまあ、何か他に良いことも有るだろうと気持ちを入れ替えて持ち帰ることに。モバイルバッテリーを入れてパッキングをし直して出発です。

そこからは清内路トンネルまで登り。約15kmでここの登りもきつかった。1時間30分くらいかけながら必死に登ります。途中で三船さん御一行に華麗に追い抜かれながら、なんでこんな高いところにトンネル作ったのかわからんと悪態付きながら、昨日のダメージが残る足を必死に回して登って行ってようやく清内路トンネルに到着です。

清内路トンネルを抜けて下って馬籠宿への登りへ。馬籠宿への登りは久しぶり。前回は中部1000だったか?たしか中部1000では峠の茶屋のところの自販機の種類がクイズポイントになってたような記憶があったのですが、峠の茶屋の自販機は無くなってましたね。

馬籠宿への登りはさきほどの清内路トンネルや昨日の開田高原への登りに比べたらちょっと楽。30分ほど登って馬籠宿へ下ってフォトチェックの馬籠宿へ到着。到着時間は8時30分頃。

フォトチェックの馬籠宿~PC3デイリーヤマザキ下呂金山店まで

馬籠宿でしばらく休憩して先を急ぎます。この時間には朝方には心配されていた雨もすっかり上がって夏のような快晴で逆に暑いほど。注意しないと熱中症になりそうな感じ。そんな中を進んでいきますが、実はここからの道がエグかった。なんというかわざわざ山の頂上を通るように作った道で、急なアップダウンが複数回連続。最後の方はもううんざり。おまけに快晴で暑い。関節は痛いし筋肉痛だし体はボロボロだけどこの連続する急なアップダウンを進んでいかないとゴールにたどり着きません。何故こんなコースを走らなければならないのか訳が分からなくなりますがこれがブルべとあきらめて進んでいくしかありません。

気が遠くなりつつもアップダウンをこなして白川沿いにでると長い下りの道へ。ようやく一息付けますが、そうすると上がってきた気温で風が体に心地よく眠気が出てきます。今度は必死に眠気と闘いながら下っていくのですが、茶街道への右折へもう少しというとこで意識が混濁。これはいかんとたまらず途中のバス停で小休止。ちょうど木のベンチがあったので30分ほど仮眠を取りました。

そして再出発。ここで時間はちょうど12時頃。

しばらく下って茶街道へ。ここの登りもきつい。ここの登りがQシートでは最後の登りと書いてあるのですが、もはや人間不信で信じられないほど疲れてました。でも登るしかないので進みます。必死に登ってようやくPC3デイリーヤマザキ下呂金山店に到着。到着時間は13時30分頃。このPCは通過チェックになったのですが、何とか本来の制限時間までに到着して何よりでした。

デイリーヤマザキでは店で焼いてるパンで昼飯。ブルべの時にデイリーヤマザキに寄るのは楽しみになってるのは私だけ?

さてここからは基本的に登りが無いはずですが、問題は次第に強くなってきた向かい風と日差しの強さ。熱中症にならないように水分補給は心がけることにして再出発。

PC3デイリーヤマザキ下呂金山店~ゴールまで

再出発して平成こぶし街道を進んでいきます。しばらくは平坦ですが、その後は若干の登り。確かに今までの強烈なアップダウンではないですが疲れた体には結構なダメージ。それプラスしてやはり向かい風と日差しの強さで体力を削られていく感じ。

平成こぶし街道は途中で往路に走った道と合流。ここからも基本的には下り基調ですが向かい風が強い。思うように進まず体力を削られます。

関の町の手前で往路と別れて関の街中を迂回するように平成こぶし街道を直進。途中の登りのまで体が熱くなりすぎてオーバーヒートになりそうだったのでたまらずミニストップを見つけて小休止。

ミニストップでバニラソフトと水を補給して体を冷却。この時の時間は15時10分頃でした。

少しだけ体を冷やして再出発。そのままこぶし街道を直進して栄町の交差点で国道79号へ右折。再び往路と合流します。

そのまま進むと長良川沿いにでて岐阜市内に入ってくると時間的にちょうど17時頃なので今度は渋滞につかまりました。車の列に素直に並んでいるとスタートダッシュが遅い自転車の前に割り込んでくる車があったりしてこれまたストレスがたまりますがとにかく先を急ぎます。

長良川を2,3回渡ると日曜日で歩行者自転車専用道路になっている区間に入りました。今までのストレスフルな道から解放されてとても気分が良くなりましたが、向かい風は変わらず。向かい風でなかったらもっと気持ちよく走れたのですがしょうがなし。

そのまま長良沢沿いを下って河渡橋東を右折。長良川を渡って米原方面に向かいます。

橋を渡ったところでGPSのeTrex30が電池切れ。今回2回目の電池交換です。電池を入れ替えて再出発。米原へは若干の登り。旧中山道を登っていく感じです。岐阜市内から離れるにつれて車も少なくなってきて、時間的にようやく気温も下がってきて走りやすい。しかし向かい風は相変わらずで手こずりながらも進みます。国道28号線に入るとアップダウンがより激しくなりますが、これまで走ってきた木曽周辺に比べると全然大したことなしと思いこませて進みます。

最後の登りの米原駅前の線路を越える高架を登って、ゴールは東口かと思っていたのでちょっと混乱してQシートを再確認したりして若干手間取りましたが無事に米原駅西口にゴール。時間は19時35分でした。

今までのブルべで一番つらいブルべでした。無事に帰ってこれて何よりでした。

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