BRM312近畿200km守山 曽爾御杖:まとめ編

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2023年最初のブルべBRM312近畿200km守山 曽爾御杖、9時間46分で完走しました。そのまとめ編です。写真はスタート前の様子。

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コマ図表示機

今回も自作のコマ図表示機を利用。

GPSを備えたサイコンがそれほど一般的でなかった時代は、コマ図やQシートと走行距離だけ示すサイコンを見比べながら皆走っていたのですが、その名残なのか、eTrex30を使い走行コースを表示させながらも未だにコマ図やQシートと見比べながら走っています。特にオダックス近畿のコマ図は非常によくできていますので、使わないのはもったいない感じ。コマ図やQシートを使いながら走るとPCやフォトチェックポイントを見逃すことも少なくなると思いますのでその面でのメリット有り。

そこで、ここ数年で色々なアイテムが出てきて充実してきたM5Stackというマイコンシリーズ中のM5StackToughという防水の筐体に液晶モニタを装備したマイコンを利用してコマ図表示機を作ったのが1年前くらい。

M5Stack Tough ESP32 IoT開発キット

M5StackToughはUSBで給電しながら使うものなのですが、筐体の中に充電池を仕込んでそのままで使えるように少々改造。オダックス近畿が提供しているコマ図をバラバラの画像に加工し、M5StackToughの液晶スワイプでコマ図を次々に表示させるようにしました。その詳細はこちら。

今回もステムのトップキャップにガーミンマウントで取り付けて運用。走行時には液晶画面を常時表示させるわけでは無く、次のコマ図まで距離がある場合は、電池の消耗を防ぐために筐体に取り付けた電源ボタン長押しで一度停止させながら運用します。M5Stackの場合は再起動の時間が短いので、コマ図を見たい時には電源ONすればストレスなくすぐにコマ図を表示可能。

ただ今回御杖を過ぎたあたりで予想していなかった雨に降られたのですが、そうすると液晶の感度が悪くなってスワイプが効きづらくなり、何回かスワイプを繰り返さないと次のコマ図を表示できなくなりました。プログラム的に液晶の感度を変えられないか、次回までに調べてみたいと思います。

固めに組んだ手組ホイールは重かったけど結構よかった

今回は年末年始に作った手組ホイールを使ってみました。作ったホイールはキンリンのXR31Tアンシンメトリー28HとシマノのFH-RS300ハブ、星のプレーンスポークを使って、なるべく剛性が高いホイールになるように意図して作ったもの。アンシンメトリーリムとフーリー側の幅を広くとれるFH-RS300ハブの効果で、左右のスポークの張力を高めにすることができたと思います。決して軽いホイールではないので漕ぎ出しや登りでは不利なのですが、剛性が高くて漕いだらそれだけ進む感じはあり。

今回初めてブルべに使ってみて結構よかったと思います。もしかすると愛用しているケルビム号のしなやかなクロモリフレームに剛性が高いホイールは合っているのかもしれないとも思うのですが、そのへんはまだよくわからず。

ただ、やっぱり剛性が高いからか体感としていつもの200と比べると地面からの突き上げが大きくて少々ダメージが多かった。具体的にはいつもの200に比べると尾骶骨へのダメージが大きかったです。

クロモリのケルビム号には剛性が高めでもう少し軽いホイールにするとベストなのかもしれません。

ビンディングシューズSH-RC300による小指付け根の痛み

こちらも年明けから使い始めたビンディングシューズのSH-RC300。今まで色々調整してきましたが、100キロくらい走っていると、どうしても右足小指の付け根が痛くなってきてしまう現象が取れませんでした。今回ブルべに投入するか古いシューズで行くか迷っていましたが、せっかくなので使ってみました。

当日はなるべく緩く締めて使用。結果、若干痛くなった感はあったのですが、いつものような鋭い痛みまでは至らずに何より。ブルべ当日は暖かったので、それまでの冬仕様としてトゥカバー+フットマックスの靴下型のシューズカバーを装着して走っていたのを今回のブルべでは両方ともに使わなかったので、それらによる外部からの締め付けが無く小指の付け根もそれほど痛くなかったのかもしれません。

その他①:スギ花粉に大いにやられた

当日は途中雨模様になった以外は天候も良く特に曽爾や御杖周辺はスギ花粉が大量に飛散してて大量の花粉をまるで掃除機のように吸い込みながら走っていました。たまらずそのあとのフォトチェックポイントの伊勢奥津駅で花粉症の薬を摂取。

その後は雨模様になって花粉の飛散も抑えられたか調子も戻ったのですが、青山高原を越えたあたりから天候回復して再び花粉にやられ始め、最後の4号線や1号線ではくしゃみが止まらず閉口しました。結局我慢しながらそのままゴール。

その後大量に吸い込んだ花粉の排出に体が追い付かず、次の日の月曜日までダメージが残って大変でした。

その他②:ブルべ終了して帰宅後の夕飯時に少々胃がやられている感に気が付いた

以前は何ともなかったのですが、最近ブルべを走ると胃がやられることが多くなってきました。特につらいのが400kmブルべ。後半になると胃がやられた結果のむかつき感で体力も気力もそがれていく感があり困っています。今回も帰宅後に、さて夕飯でも食べようかと思ったときに、同じような何となく胃がやられている感があるのに気が付きました。

400とか600のブルべだと整腸剤を持っていくのですが、今回はそのようなものは摂取せず。胃の調子を整えるのは今後の課題ですね。

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