M5Stack Toughを使ってブルべ用コマ図表示機をつくってみた

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ブルべではQシートを見ながら走る派で、いまだにブルべに出る前にはQシートを自分なりに見やすく加工したりしてそれを印刷してパウチッコしてハンドルの下の方に取り付けて走ってます。

最近5年ぶりくらいにブルべに参加し始めてQシートやコマ図を見ながら走っている方は少ないのではと思ってきました。既にGPSサイコンは一般的な装備になってますし、Garminだけではなくて色々な製品から選ぶことができるような状況になっているので当然の流れかもしれません。

ですが、Qシートやコマ図を見ながら走ることに慣れてしまっている身としては、何とかうまい具合にQシートやコマ図を活用していけないかと考えてました。特に200、300と走らせてもらった近江八幡発のブルべのQシート・コマ図はとてもよくできていると思います。何とかこちらを活用したいと考えていたところ、ちょうどよいデバイスを見つけました。M5Stack Toughです。

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M5Stack Toughを使ったコマ図表示機の作成

以前よりESP32というマイコンを使ってちょこちょこ何かを作るのが結構好きでした。esp32シリーズの中でも最近M5Stackという液晶付きのデバイスが出てきて、手軽に画像などを表示できるようになってきています。いちいち配線をしないでも液晶画面がつかえるというのはとても便利。

そんなM5Stackシリーズで屋外での使用を前提とした耐水型のモデル、M5Stack Toughが発売されたのは昨年の10月頃。

これは何かと使えそうだと早速購入しておきました。

秋月やスイッチサイエンス、マルツなど色々なところで買えます。

M5Stack Tough ESP32 IoT開発キット

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GPSサイコンの自作は取りあえず置いておいて、では何にこのM5Stack Toughを使おうかと考えたときに思いついたのがコマ図表示機です。

M5Stack Tough、液晶がタッチスクリーンになっててタップ・ダブルタップ・スワイプなどが使える。この機能を使ってコマ図を表示するものを作れば、Qシートの代わりになるのではと考えた次第です。

特に近江八幡発着のブルべで主催者が用意してくれるQシートとコマ図は大変良くできていてこれをぜひ活用していきたいと考えたのも作成動機の一つ。

取りあえず作ってみた:M5Stack Toughを使ったコマ図表示機

M5Stackのexampleを見ながら取りあえず作ってみたのがこちら。

右スワイプで送り、左スワイプで戻ります。下スワイプで画面OFF、上スワイプで画面ONにしてみました。消費電力など考えると表示後10sくらいでSleepモードに入った方が良いような気がするのですが、ダプルタップなどで復帰することはできるのかよくまだ調べていませんので、取りあえずは画面OFFにしてみました。

またM5Stack Toughは電池が内蔵されていないので、使うときにはモバイルバッテリーなどが必要。内部に空間は結構残っているので電池内蔵型にするのは今後の課題です。

またこれにGPSなど付けて画像情報と位置情報をリンクさせておけば、自動的にコマ図が表示させれるなどの機能もつけることができると思いますが、まずはできるところからということでとりあえずは手動で。

熱対策などは大丈夫なのかよくわからないので取り合えあえずこの仕様で使ってみて改良していければと考えてます。

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