BRM1105 近畿600km米原 海の郷 山の里(紅葉):白川郷を深夜に越えるがやっぱり寒かった

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BRM1105 近畿600km米原 海の郷 山の里(紅葉)に参加しました。宿を決めずに深夜の白川郷に突っ込んでみたところ、とても寒くて大変でした。

まずは自転車ログ。

いつものように前泊のため米原まで輪行。しかし琵琶湖線が不具合のために米原行の新快速が軒並み運休。普通電車しかなくなっており、新快速が運休になった影響でその普通電車も結構な混雑状態。とても輪行自転車を持ち込む隙間が無くて結局2本見送ってようやく乗車しました。

米原駅に着いて東横インにチェックイン。駅前のフレンドマートで夜食と翌日の朝飯を購入してから来来亭で夕飯。そして戻って9時ごろ就寝しました。

当日は3時に起床。フレンドマートで買っておいた弁当を温めに1Fに降りていくと同じく弁当を温めようと降りてきた参加者の方とご挨拶。

4時ごろに東横インをチェックアウト。東横インの外で輪行袋から自転車を出して組み立て。車検を受けてブリーフィング。ブリーフィングでは旧賤ケ岳トンネルを越えた後の8号線をくぐるルートについてや谷トンネルを抜けた後の石川県側の道路の縦溝などに気を付けてほしいなど。今回の参加者は結構な人数でした。5時になったのでランダムにスタート。

走り始めは思ったより寒く無し。今回は2日前の休日に試してみた服装とほぼ同じ。モンベルの中厚ジオラインにイギリスから購入したメリノの長袖ジャージそして防風用のジレ。ボトムはこれまたイギリスから購入した冬用タイツ。手はDefeetのグローブプラス夏用の指切グローブで足の方はトゥーカバーをした上にフットマックスのオーバーソックス。オーバーソックスは必要ないかなと思いましたが、夜の白川郷は結果的に結構寒かったので履いて行って良かった。

米原を過ぎて長浜を通って8号線に入ります。まだ朝早いので8号線も車がそれほど多くなく快適に進みます。

木之元で左折。旧賤ケ岳トンネルを登って琵琶湖の絶景スポットでいつものように1枚。

ちょうど夜明けでした。

そこから下ってそのまま右車線の歩道へ。藤ヶ崎トンネルも右側歩道を走ります。藤ヶ崎トンネルを抜けて最初の交差点を右折。琵琶イチのコース表示を無視して直進して8号線のアンダーパスをくぐってから8号線に合流。琵琶イチでも、旧賤ケ岳トンネルからはこの道順が一番良いと思います。

8号線に合流してからは直進して福井県境に到達。そして敦賀の町に下ります。敦賀の町を抜けて木の芽峠へ。木の芽峠を越えて下り。下り最初のコンビニ、ファミリーマート今庄で小休止。小腹もすいてきたのでパンとおにぎりで補給します。

そして再出発。南条を抜けて一乗谷を目指します。このころ気が付きましたが、当初懸念されていた向かい風もほとんどなくて走りやすかったです。

一乗谷の手前にはちょっとした峠道があって少々登ります。

一乗谷を抜けてようやくPC1、越前大野の結ステーション時計台に到着。到着時間は10時50分頃。

ちょうどイベントが行われていて結ステーション前は通行止めでした。

結ステーションでトイレ。何か食べるものが無いかとちょっと探してみましたが何も見つからなかったので出発。

最初のコンビのローソンで補給。この後谷トンネルまで登りますのでここで防風のジレを脱いでリアバックに詰め込んで再出発です。

越前大野から勝山の町に入って右折。谷トンネルに向かって登って行きます。この登り道、車もそれほど通らず良い道でした。でもちょっと勾配は高めでした。先ほどジレを脱いでおいてよかったです。登るにつれて紅葉が深まっていきます。ブリーフィングでも話が出てましたが、この区間、本来なら旧道を通るとのこと。旧道はどんな感じでしょうか?

そして谷トンネルへのピークに到達。トンネルを抜けて今朝のブリーフィングで言われたことを思い出しながら気を付けながら石川県に下っていきます。

石川県側に入って最初のコンビニで停車。少々補給します。ここまで下りでよくわからなかったのですが、停車してみると結構な向かい風でした。恐れていた向かい風が始まったかと思いましたがしょうがなし。再出発します。

しばらく走って下りは終わり。運のよいことに下りが終わると共に向かい風もほとんどなくなって何より。そこからは数人のグループで走行。ほぼ無風状態の中を30kmペースで順調に進んでいきます。この区間、車もそれほど多くなくて快適でした。

そして夕暮れ。

PC2の手前にある八幡のすしべん 千里浜インター店で停車。

ここで夕飯です。このカツ丼の優しい味が体にしみわたっていく感じでとてもうまかった。

寿司べんからはちょっと走ってPC2 道の駅 のと千里浜に到着。

スタッフのSさんに到着時間を記入してもらって出発。出発してすぐにeTrexが電池切れ。停車して電池を交換して再び出発です。しばらく走って右折して能登半島を横断。七尾市に出ます。七尾市から峠を一つ越えて富山湾側に出て海沿いを走行。氷見を目指しますが氷見までが遠い感じがして長かった。そしてようやくPC3-C セブンイレブン七尾大田店に到着。PC3から30キロほど走ってPhoto control 道の駅 雨晴着。トイレを済ませます。

再出発して高岡の町に入ります。町に入るころには次第に空腹を感じてきたのでラーメンでも食べようかと探しながら走りますが適当なところが無し。しょうがないので右車線側にあったセブン高岡蓮花寺店で停車。補給して気温も下がってきて寒くなってきたのでレインジャケットとパンツを着込んで出発です。

レインジャケットを着こむとかなり暖かくまた走る気力がわいてきます。高岡の町を抜けて白川郷に向かって走っていきます。しかし高岡の町を抜けるところで体が温まってきたのが原因か強烈な眠気に襲われます。まだ0時を回っていないのにこんな眠気に襲われるとは想定外。しばらく我慢しながら走りますが意識もうろうとしてきたのでたまらず途中のファミマで停車。もうしょうがないので地べたに座り込んで仮眠を取ります。

ログを確認してみると20分ほど仮眠をしたようで、眠気を何とかやり過ごして再出発。しばらく走って白川郷への最後のコンビニ、ローソン 砺波久泉店で停車。これから当分補給ができないので、補給食用のパンを買って再出発。途中裏道的な本当にこの道で良いの?という感じの道を通って白川郷への登りの156号線に合流。

156号に入ると次第に傾斜がきつくなると共にトンネルやスノーシェードが多くなっていきます。前後を見回しても参加者の方は見当たらない様子。大半の方々は高岡周辺で宿を取ったようです。気温も下がってきてこの時点でおそらく5度から6度くらい。

途中の祖山チェーン着脱場にトイレがあったので停車。何となく胃の調子も悪くなってきたのでパンシロンを摂取。再出発します。

トンネルとスノーシェードをいくつか通ってQシートの62番、大渡橋手前を右折。旧道に入ります。0時を越えたこの時間に人気の少ない旧道はあまり走りたくなかったのですが、こちらのルートをeTrexに入れてきたのでしょうがなし。怖いのは野生動物。慎重に走りますが、結局野生動物には遭遇せずに何よりでした。

旧道を4kmほど走って156号線に復帰します。そろそろ仮眠を取った方がよい時間帯になってきました。所々にバス停がありますが誰も使っていない様子。どこで仮眠しようかと考えながら登って行きます。

このころ気温は途中の温度表示計で4度でした。4度でも登っているので体はあったかい、手足が少々冷たいくらいでした。

時間をみると3時頃。このまま登ってもピークのひるがの高原に着くころには夜明けになってしまうかと考えて、ちょうど良いバス停があったので停車。4時まで仮眠します。

扉があるバス停を選びましたが、止まってみると結構寒い。持ってきていたエマージェンシーシートを取り出して体に巻き付け、これで練れるかと少々うとうとしたかなと思ったら携帯の目覚ましが鳴り4時になったので起床。荷物をまとめて再出発します。

バス停を出て最初のトンネルを出ると停車していた参加者の方と遭遇。久しぶりに人にあったので驚き「うぉ!」と声を上げるとその方も「うぉ!」と反応してました。

その方を追い越して進んでいくとお一人の参加者の方が後ろから追い付いてきました。「先ほどの方ですか」と聞いてみるとそうではないらしい。よく見るとPC1の結ステーションでお会いした方でした。その方と道の駅白川郷までご一緒。その方はそこで仮眠していくとのこと。道の駅白川郷、休憩所が開いてて仮眠には良さそうでした。バス停ではなくここまで来て仮眠すればよかったと思いましたがしょうがなし。トイレだけ済ませて一人で再出発です。この時気温は4度。

何となく先ほどバス停で取った仮眠が十分ではないなと思いながらも登って行くと御母衣湖で夜が明けました。ちょうどトイレがあったので小休止。

夜が明けると人間不思議なもので元気になっていきます。

しばらく登って牧戸駅に到着。ここの森商店は既に開いていました。

牧戸駅からしばらく登ってようやくひるがの高原着です。デイリーヤマザキひるがの高原店で朝飯です。

そこからは下り。気温は0度でした。やっぱり寒いですが日が出ているところは暖か。日が当たっていない所では震えながら下っていきます。

長い長い下り坂を終えて気温も上がってきましたので、途中でレインジャケット類を脱いで身軽になります。そしてようやくうだつの上がる街並みに到着。

町を抜けてPC4-B セブンイレブン 美濃インター店に到着です。

補給とトイレを済ませます。

そして再出発。気温もかなり上がってきて暑いです。時々川沿いの細道を走りつつ。関ケ原を目指します。しかし関ケ原が近づくにつれて向かい風。それに耐えながら進みます。

関ケ原手前の赤坂の町ではちょうどお祭り。自転車を乗ったままでは進めないので押して走行。

お祭りを抜けてミニストップで最後の休憩。

再出発して街中をしばらく走って8号線に復帰。最後の関ケ原の最後の登りです。

登り切っても向かい風が強くて大変。そのうちに後続の方に追いつかれます。こちらはもはやスピード出ないので先に行ってもらいます。

ようやく米原にたどり着いてゴール。時間は34時間2分でした。

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