BRM527近畿600km守山 潮岬:走行編:4回のパンクに見舞われた

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BRM527近畿600km守山 潮岬、35時間46分で完走しました。

今回のコースは滋賀の守山駅前発で潮岬まで行って帰ってくるというもの。紀伊長島から潮岬までは往路復路ほぼ同じ道を走行しますが、その前に往路では青山峠を通って尾鷲まで、復路では紀伊長島から海岸沿いに走ってから北上、最後は鈴鹿峠を通って滋賀に帰ってくるところが違っています。今回復路で計4回パンクして大変でした。

まずは自転車ログ。

当日は3時頃起床。今回は5時守山駅前スタートなので4時頃自宅発。スタート地点まで自走できるのは便利です。途中のコンビニでパンを買ってスタート地点へ。守山駅について駅前の自販機で缶コーヒーとさっき購入したパンでカロリー補給してトイレなどに行ってたらブリーフィング開始。

そしてスタート。まずはフォトコントロール1芭蕉ゆかりの郷、を目指します。芭蕉ゆかりの郷は大津方面から朝宮に向かう国道422号線沿いにあるので、最初は県道42号線を琵琶湖に平行するように西へ向かい、近江大橋手前で左折して夕映えの道へ入ります。そして瀬田川に沿って北上し瀬田川から離れたら関津トンネルを通ってしばらく進んでフォトコントロール1に着。

石碑の前で1枚。

フォトコントロール1からは朝宮を通り信楽の街に入る手前の立石橋を右折。桜峠を越えてすぐに以前は森の卵があった方へ右折。諏訪の集落を抜けて三田坂バイパスのトンネルを抜けて伊賀の街に入ります。伊賀の街を通って木津川沿いを走ってPC1ファミリーマート伊賀青山町店に到着。超着時間7時56分。パンなど食べて補給とトイレ。

そして再出発。ここから本格的な青山峠への登りが始まります。青山峠は昨年のブルべでも何回か通った道。車が多い割には道幅が狭くてあまり得意ではない道なのですが、今回は時間も早いことも有りそれほどストレス無しに登れました。

峠を下ったところで先行の方に追いつきます。きれいな最新型のCHERUBIMに乗ってる方で、少々お話しして先に進みます。

青山峠を下ってからはBRM408近江八幡300で走った道に入りながら紀伊本線と平行に走る42号線を走行。PC2ファミリーマート大台かわぞえ店に到着したのは11時頃。

PC2では昼食。塩分を補うために早くもカップラーメンなどを摂取します。

そして再出発。42号線を登って行きます。42号線の登りはそれほどきつく無し。淡々と登って行きます。荷坂峠のトンネルを抜けて下り。下っていくと道の駅マンボウ。昔相方と一緒に走った泉佐野600ではここで仮眠した思い出が。道の駅マンボウの先の長島トンネルは歩道トンネルを走行。いくつかそれほどでもないアップダウンを繰り返して尾鷲の街に到着です。

ちょっと腹がすいたので、おさかな市場おととで腹ごしらえ。時間は14時15分ごろ。

残念ながらランチ営業は終了してましたが小鉢をいくつか取ってご飯とみそ汁での注文は可能とのこと。刺身とマグロのから揚げをとって食べることにしました。

この刺身とマグロのから揚げが結構うまくてびっくり。

補給も済ませて再出発です。

尾鷲からは熊野に向かうのですが、その間の峠が結構つらかった。ようやくの登り切って矢ノ川トンネルを抜けて熊野の街に下っていきます。この道は復路で登り返さなければならないので、登る距離とポイントを記憶しながら下っていきます。下っていると熊野周辺に御実家がある方と並走。「寄って行けと言われたけど、ルール上それはできないんですよねえ~」などとおっしゃっていました。ブルべのつらいところですがこんな良いところに御実家があってうらやましいかぎり。

熊野の街からはそれほどアップダウンがなく、またちょうど追い風気味のところもあり速度を上げて走行。

途中、新宮のファミマで小休止。

再出発しますが、日が暮れるまでには串本までは行けないと考え、また何となく補給が足りないような気がして1時間ほど走ったところの勝浦のローソンで再び停車。カツ丼などを食べて夕飯にします。

このころから反対車線からくる方々を数名見かけるようになりました。数えてみると18名ほどの方とすれ違いました。いやいや皆さん早いなと思っていましたが、後から考えると泉佐野の600の方々だったようです。

そして日が暮れてPC3の串本のファミマに到着したのが19時25分。先ほど勝浦で補給してきたのでここでは少々の補給にして潮岬のフォトチェックポイントに向かいます。

潮岬のフォトチェックポイントに到着したのは20時頃。

潮岬を一周して走ってきた42号線を北上していきます。夜間走行なので気を使いますが、それほど交通量も激しくなく結構走りやすい。対向車線からは潮岬に向かう参加者の方々とすれ違います。

そろそろ太地町あたりかというところで、路面が荒れていたのか急な段差があったようで、ライトも節約のためRN1500の一番暗いモード1本で運用していたのでその段差に気が付かず、激しく突っ込んでしまいました。転倒はしなかったのですがすぐに空気漏れのシューという音が聞こえました。久々にリム打ちパンクです。やってしまいました。

今回はなるべく軽くしようとアジリストDUOをはいてきたのですが、空気圧が少なかったのか、そもそもそれほどリム打ちパンクには強くないのかわかりませんが、いつも使っている(格安の)ルビノProよりは慎重な取り扱いが求められそうだということをこの時実感。ちょっと行った先に明るい駐車場が見えたのでそこで修理させてもらいます。

パンクしたのは前後両方。リム打ちパンクは何回かしたことありますが、前後両方リム打ちしたのは初めて。アジリストDuoはルビノProに比べると嵌めずらいので少々難儀しながらようやく修理完了。修理の途中で駐車場の奥にお住いの方が、こっちの明かりをつけるから明るい方で修理すれば?と言ってくださいましたが、場所をお借りしているだけで充分です、とお礼と言って修理を行いました。

修理を終えて再出発。しかししばらく走ると前輪からまた空気漏れ音が。どうやら前輪に使った修理済みのチューブが良くなかったようで、もう一度停車してチューブのみ交換です。結構な手間です。

このころになると時間はもう24時ちかく。これからどうしようか考えます。宿は手配していないので行けるところまでいこうと思いますが、できれば熊野と尾鷲の間の峠の特に下りは明るくなってから下りたい。そう考えると熊野までのどこかで仮眠をするのが上策。仮眠は屋根があって木のベンチでできれば扉がのが望ましい。雪国だと沿線にあるバス停が適した仮眠所となるのですが、今回は取りあえず無人駅で寝ることにして進みます。

新宮で熊野大橋を渡ったところで少々迷いながら熊野の2つ手前の神志山駅に着いたのは1時頃。ここで1時間半くらい仮眠しました。

2時半ごろ起床。少し走って熊野のファミマで補給します。時間は2時40分くらい。そこからは尾鷲に向かって登って行きます。

途中、道の駅きのくにで缶コーヒーで休憩。次第に空が白みかがってきました。時間は4時半ごろ。

再出発して尾鷲への登りへ。登って行くと次第に夜が明けてきます。ピークに到着した時には予定通り明るくなってました。尾鷲の街へ下って尾鷲のすきやで朝飯です。時間は5時半ごろ。

朝飯を食べ終わって再出発。尾鷲からは細かなアップダウンをこなして紀伊長島へ。紀伊長島からは往路で走った内陸側を離れて海沿いを進みます。この紀伊長島からの道が結構つらかった。また走っているうちに何となく思い出してきたのですが、以前の泉佐野600で走った道。走っているとあの時のつらさが思い出されてきました。

途中にあったトイレで小休止。泉佐野600でもここで休憩した記憶あり。

疲労困憊してようやくPC4ローソン南伊勢に到着。到着時間は8時40分頃。手前に誰かが忘れていったボトルあり。

そして再出発。ようやくアップダウン地獄を越えたので気が楽です。伊勢南島線を登って行きます。

しかし最初のトンネルの手前で後輪から空気漏れ音。4回目のパンクです。トンネル手前の脇道に入って修理。パンクした位置のタイヤの裏表を確かめてみますがパンクの原因は不明。もしかしたら細かなガラス片が刺さっていてパンクしているのかもと考えてタイヤ交換することにします。でもこれで持ってきていたすべてのチューブとタイヤを使い切ってしまいました。修理を終えて再出発。

トンネルを抜けて下っていきサニーロードに出たら近江八幡300でも通ったコースへ。ここら辺までくるとアップダウンもそれほど激しくなく何よりです。そして最後のPCファミマの松坂中部店に到着したのは11時50分頃。イートインで会計して席に座ってお昼にしました。

PC5からはラスボスの鈴鹿峠へ向かいます。日差しもけっこうきつくなってきたのですが、何となく追い風基調で何よりでした。どうしようかと迷いましたが、鈴鹿峠に突入する前に関宿のファミマで最後の休憩を取りました。

その後は鈴鹿峠を淡々と登り、下ってからは結構な追い風。下がる一方だった平均速度が少々上がりました。

そして夕方の車の混雑に辟易しながら1号線を我慢しながら走ってゴール地点の栗東宅屋のセブンに到着です。到着時間は16時48分でした。

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