BRM408近畿300km近江八幡 伊勢志摩:実走編:前半の快晴&追い風に気をよくするも後半の向かい風+雨、そして寒さにやられる

スポンサーリンク

BRM408近畿300近江八幡伊勢志摩に参加しました。

前日までの雨も上がり当日は晴れ。天気予報でも終日晴れの予報でしたが、寒気が入ってきたせいか夕方ごろから雨模様に。夜になると気温も下がってきて、結果的に過去最大級の震えに襲われるほどまでに寒さにやられました。その走行編です。

まずは自転車ログ。

当日朝は3時半に起床。簡単な朝飯を食べて4時20分ごろ出発。自走で近江八幡へ向かいます。

天気は予報どおり昨日までの雨が上がって晴れ。寒気が入ってくるとのことでしたがそれほど寒くなし。下は冬用の起毛のタイツで上はイオンのあみあみ+メリノの長袖+ジレ、一応Defeetの軍手の上に指切グローブを装着。感覚としては10~11月頃のブルべと同じような服装で行くことにしました。

50分ほど走って5時10分頃に近江八幡に到着。まずは駅前の吉野家でエネルギ補給。

エネルギー補給を済ませてスタート地点の駅前の公園に到着した時には既に車検が始まっていました。

まもなくしてブリーフィング。ブリーフィング中に見渡すと皆さん指切グローブでしたのでDefeetの軍手をはずしてリアバックへ。そしてランダムスタートです。

スタート時しばらくして夜明け。次第に日が昇る中を南へ向かって進みます。

まずは鈴鹿峠を目指します。鈴鹿峠は主要国道の1号線の峠ですがまだ朝早いのでそれほど車が通ってないので走りやすい。また滋賀側はそれほど傾斜もきつくないのであまり疲弊せずにピークに到着。三重県側に下っていきます。まだまだ序盤です。

鈴鹿峠を下りきると関宿へ。関宿東の交差点を右折して伊勢別街道を南下。

天候は快晴。しかもかなり強い追い風。進むには楽ですが帰路は向かい風になるのはしょうがないかと思いつつも進んでいきます。ただこの時は、復路が向かい風+雨になるとは全く考えていませんでした。

伊勢別街道を進んで車専用道の25号線をくぐって伊勢自動車の手前でまた右折。グリーンロードに入ってしばらくは伊勢自動車道度平行するように進みます。

その後は何回か伊勢自動車道をくぐりつつ伊勢自動車道に沿って進んでいきます。PC1が約100キロ地点にあるのですが、尿意をもよおしてきたのでどうしようかと悩みましたが、約70km地点のファミマ津久居中町点で小休止することにしました。

まずはトイレ。そしてパンと飲むヨーグルトで補給して再出発です。

そこから30キロほど走ってPC1ローソン多気相可店に到着。先ほど補給してきたのでここでは簡単に飲むヨーグルトと水の補給だけに済ませて出発です。PC1を出てからは伊勢神宮方向に向かう参宮線と並行して進みます。進んでいくと次第に街中に入って行って伊勢市駅前で右折。

伊勢からは近鉄鳥羽線に沿って鳥羽へ向かいます。ちょっとした峠を越えて鳥羽へ到着。

何か歓声が聞こえるなと思ったら鳥羽水族館。イルカショーでもやっていたのでしょうか?

ここまではなかなか快調に進んできたのですが、パールロードに入ると尋常ではないアップダウンの連続になり急激に時間と体力を削られていきます。海岸全沿いの道ですのである程度覚悟はしていたのですが久しぶりにこのような道を走りました。

写真はパールロードの途中の麻生の大橋。

その後もアップダウンに苦しみつつもフォトコントロール1、鳥羽展望台へ到着。

写真を撮ってトイレを借ります。この地点で約150km。小腹がすいていたので持ってきていた補給食を摂取して小休止して再出発です。

鳥羽天文台を過ぎればパールロードもおとなしくなるかと思っていたらそんなこともなし。相変わらずの強烈なアップダウンで時間と体力を削られていきます。おまけに途中からはパラパラと雨も降ってきて、一度下りで後輪がスリップ。こりゃまずいと慎重に下っていくことにします。

パールロードに苦しめられつつようやく伊雑ノ浦に出て海が見えると穏やかな道になりますが、どうも天候が悪い。先ほどからにわか雨的にパラパラ降っていた雨が止みません。空を見ると特に進行方向の雲行きが怪しい。天気予報では本日は晴れとなってましたので、まさか雨になるとは予想しておらず。こういうパターンはブルべではあまりよくないパターン。パラパラと降る雨の中、PC2ファミリーマート南勢五カ所店に到着。

到着したらそれまでパラパラと降っていた雨が本降りに。軒先で雨宿りしながらカツどん弁当で補給します。

補給が終わって他の参加者の方々に聞いてみると、30分ほどするとここら辺の雨は上がりそうだが進行方向の地域で本格的な雨になっているとのこと。こうなるともうしょうがないので、持ってきていた合羽上下を着こんで雨装備にして出発しました。

PC2を出発してサニーロードへ。しばらくはキツイ登りが続きました。トンネルを複数個抜けると雨は一時的にあがりましたが、空模様を見るとまだ雨が降りそうな感じで、雨装備のまま進みます。路面は濡れているので慎重に下っていきます。

約200km地点の玉城の街で往路と合流。今まで通ってきた道なので安心感がありますが、相変わらず天候は不順。雨は降ったりやんだりで、雨が降る時は結構大粒の雨が降ってくるような状態。上下合羽のままで進みます。しかも往路の追い風が本格的にな向かい風となり、しかもかなりの強風。また日が暮れるにしたがって気温も下がってきました。途中、三重から来たブルべ2回目とおっしゃる方と少々お話ししたりしながら進みます。そしてPC3ミニストップ松坂丹生寺町店に到着。時間は17時頃でした。

天候は相変わらず不順。

パンなどで補給して出発です。

ここからはそれほど厳しいアップダウンは無いはずと進みますが、風が強いし断続的な雨は変わらず。また時間的な関係か交通量もかなり多い。残すはあと鈴鹿峠のみと言い聞かせ、かなり疲弊しながら進みます。そしてようやく東海道関宿東の交差点に戻ってきました。どうしようかとおもいましたが鈴鹿峠の前に対向車線側にあるファミマで小休止を入れることにします。

再出発して鈴鹿峠へ登って行きます。鈴鹿峠は三重県側からの方がきつい感じ。しばらく登ると対向車線と別れて2車線になり、そこからも我慢しながら登って行くとようやくピーク。

滋賀県側に下っていきます。滋賀県側は路肩も広めで下りやすいですが、滋賀に入ると気温がさらに下がったようで寒い。徳原の交差点で1号線を離れて近江八幡に向かいます。近江八幡が近づくにつれても相変わらずの雨。しかもかなり強めの雨で終盤は完ぺきな雨ブルべの模様になってきました。

300kmを越えたところで前を走っていた方が停車。どうも今通過した対向車線側のファミマがゴールらしいとのこと。事前にeTrexに入れたデータにはゴールのファミマの地点を入れ忘れていたようで、私だけでは通り過ぎてしまうとここでしたので助かりました。ゴール時間は22時10分。16時間10分でのゴールとなりました。

ゴールしてコーヒーと持ってくるのを忘れたボールペンを購入して外にあったベンチに座ってレシートを見ながら今までのPC到着時間を記入。記入が終わってベンチに置いていたコーヒーの残りを飲むと、それまで暖かかったのにも関わらず冷たくなっててびっくり。

ここで気温が相当下がってきていると気が付くべきでしたが、そのまま受付に向かおうと自転車にのるとしばらく走って、とても自転車を漕いでいられないほどの強烈な震えに襲われました。こりゃだめだと停車。低温下で運動後だったこととおそらくゴールした気のゆるみもあったのか、ゴールのファミマの外のベンチでPC到着時間を記入しているうちに体が冷えてしまったようです。空き地を見つけて考えられるだけの防寒対策を取ります。合羽の中にジレを着込んで合羽にはフードを付けてヘルメットを覆います。Defeetの軍手も付けてようやく再スタート。そして先ほどではないですがブルブル震えながら受付へ。ゴールのファミマから受付まで1時間ほどかかってしまいました。

受付ではMIZUROさんのご厚意で中に入れてもらってしばらく温まってから帰路へ。

自宅にたどり着いたのは1時近く。風呂に入ってようやく人間に戻れた感じでした。

コメント